やさいちから

著者クレア・フレリク

イラストバーバラ・フォミナ 

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baby deer with open mouth

あらすじ

主人公の子ジカくんは、土で汚れた野菜よりも、甘いピーカンパイが好き。そんな子ジカくんに何とか野菜を食べてもらおうと、お父さんジカは、野菜が身体にくれる魔法の力を教えます。 しかし、真実は、必ずしも望んだとおりの形で明らかになるわけではないようです。。。

~

一見、この本は、子どもたちに野菜を食べさせることだけを目的としているように思えるかもしれません。しかし、深く読み込んでいくと、大人になるつれ、「これは、恐らくああなるだろう」、などという固まった考えを持ってしまっているのではないか、と問われていることに気づくでしょう。生きていくうえで、最も重要なのは、常識や知識より、人生をユーモアの目で見ること。そのメッセージに、子どもに限らず、あらゆる年齢層の人が大きくうなずくことでしょう。

試し読み

野菜で色を学ぶ

身体の部分を学ぶ

Baby deer looking at a butterly, which is seen reflected in his eye
Shocked rabbit tooting a rainbow while pausing eating a carrot

一緒に笑う

Papa deer admiring his vegetable garden

レビュー

息子は物語のエンディングに笑いすぎてしまった。。。

- ケンドラー・B、 母親

やっと、子供と同じくらい笑わせてくれた絵本が見つけた

- ファーハン・D、 双子の父親